道路族問題はご近所のコミュニケーション不足という都市伝説について

道路族被害者がよく言われる言葉に

ご近所とコミュニケーションが不足しているから子供の声もうるさく聞こえるのですよ

 

という意見を頂く事がある

 

確かに、知り合いの子供や仲の良い人の子供なら聞こえ方は違う

うるさく聞こえる度合いも少なく感じると思います

 

だから、ご近所とコミュニケーションをとって仲良くしたら

うるさく感じる度合いが和らぐのではないかというご提案である

 

 

問題は子供の遊ぶ声と音、そして井戸端会議の声なのだが

これをコミュニケーションで緩和させようと考えたとする

 

その場合、通常は音を発する側が、その音が聞こえるであろう相手に対しお伺いを立てる事から始まると思うのだがいかがでしょうか

 

音を発生させない側が、自分が聞こえる音が少しでも(気持ち的に)うるさく聞こえないようにと

音を発する側へコミュニケーションを図りに行くという構図はおかしくないでしょうか?

 

本来であれば「子供がまだ小さいのでうるさいかもしれません」とかって、嘘でもご近所に挨拶するのがコミュニケーションというものではないでしょうか?

 

そういった一連の行動を全くとらず、騒ぐだけ騒いでいる人達とたまたまその近所に静かに暮らしている人

そのどちらがコミュニケーション不足なのでしょうか?

 

もちろん引越して来てからの普通の挨拶や世間話もコミュニケーションだし、それはどちらからという問題ではない

今回の話は、結果として騒音問題ご近所トラブルになっているという事が前提の話なのです

 

子供がいる人達でのコミュニケーションは取れているから、その輪に入っていない人がコミュニケーションを取っていないというのは、一部の共通点があるものだけが集まり、その他を排除する危険な考えではないでしょうか?

 

もし、新興住宅地のほとんどが犬を飼っていたとしましょう

当然、その地域は鳴声などが酷くなる事は想像できます

しかし、ほとんどの人が犬を飼っているので、近所の鳴声はさほど苦ではありません

もちろん日頃から犬の話で盛り上がるでしょう

 

そんな中、犬を飼っていない人はどうでしょうか?

犬の鳴き声がうるさいと感じたらコミュニケーション不足ですか?

 

他が飼っていたら、飼わなければなりませんか?

もしかしたらアレルギーがあるかもしれません

もしかしたら猫を飼っているかもしれません

 

本来の地域コミュニティにおけるコミュニケーションは

そういった一部の事で決まるのではなく、人と人のつながりの話ではないのでしょうか?

 

 

では、この方が犬を飼っていたと仮定しましょう

しかし、とても躾がされている賢い犬で無駄吠えなど一切しません

 

お隣の犬は、四六時中キャンキャン吠えていますし

道路におしっこや糞をしたりします

お隣の庭に勝手に入って花壇を荒らしたり

ウェルカムマットを噛んでボロボロにしたりします

 

「うちの犬が迷惑かけるかもしれませんが、仲良くお願いします」と

迷惑をかけるかもしれない側が言うのが事前のトラブル防止のコミュニケーションではないでしょうか?

 

もちろん、躾のされた犬を飼っている側から声をかける場合もあるでしょう

しかし、それはその人が出来た人だからというだけであって、

声をかけなかったからコミュニケーションが不足していると言われる筋合いは全くないと思うのです

 

こういった状況で、散々悪さをする犬に対してストレスが溜まった人に対して

世間は「コミュニケーションが不足しているからイライラするんだよ!」と言っているのです

 

おかしいと思いませんか?

 

道路族問題はコミュニケーションの問題ではありますが

コミュニケーションの取り方が下手なのはどちらなのか?という事をもう一度考えてもらいたいと思うのです

 

子供の声がうるさいと言っただけで、

子供がいないのか

自分の子供も一緒に遊んでいないのだろうから、たぶん地域の中では少数はだろう

だから、浮いた存在なのだろう

だから、こいつがたぶんコミュニケーション下手なのだろう

という思考になっているのだと思います

 

それってあまりにも考えが浅すぎると思いませんか?

人間関係ってそんなに単純じゃないですよ

 

2件のフィードバック

  1. ai より:

    隣人に同じことを言われました。
    道路族.comさんにはお話ししていますが…
    我が家なんか去年から数度、辛抱強く
    バ〇相手に話してやっているのに
    「どっちがだよ」と言ってやりたかったです。

    本当、非常識な人々の発言って
    皆一緒で中身が浅すぎますね。

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