窓の遮音対策を簡単に!騒音を軽減したい時は窓からの音を遮断しましょう!
家の中へ入ってくる騒音のほとんどは窓を通して聞こえると言われています
もちろん換気扇や換気口などもありますが、壁を通って入ってくる音よりも圧倒的に窓からの侵入が多いです
そのため、騒音対策として二重窓を施工する事は大変おすすめ出来るのですが
工事の事や工費の事など色々と悩みが付き物です
今回はそんな窓に関する騒音対策について考えていきたいと思います
窓からの騒音を防ぎ、軽減する最も簡単な方法
窓の防音・騒音対策と言えば窓に何かを貼るというのが一般的ですね
よく窓に貼られるものと言えば「プチプチシート」でしょうか
基本的には窓ですので採光を取りたいという事は大前提としてあります
なので、段ボールや発砲スチロールは論外という事になりますね
一般的な防音(吸音)と遮音は違う
窓の防音には「吸音」では無く「遮音」が必要です。従って質量の軽い吸音材を窓全面に貼りつけたとしても、音の響き(残響時間)が短くなる程度で、ほとんど防音効果はありません
質量の軽いものを使用しても遮音効果はほとんど無いと言われています
なので、プチプチシートは全く遮音効果は無いと言えます
なので窓の遮音対策に必要なのは「質量」と「採光」だという事になります
戸建てはもちろん、賃貸やマンションなどでも簡単に出来る窓の遮音対策はないか探してみたらこんなものを見つけました
窓用防音透明シート
窓用の防音透明シートです
本来の目的は防音ですので、楽器などを演奏する人などが自宅などで使用する目的だと思うのですが
このシートはとても厚みがあり、質量が多い為、外部からの騒音を遮断する力が強いと言われているみたいですね
質量の多い窓用シートは他にもあったのですが、もう一つの問題点である「採光」がネックになりました
このシートは透明ですので採光もバッチリ取れて問題なさそうです
窓用透明防音シートの価格は、920mm×2mの製品が25,670円(税込)でAmazonから購入でき、一般的な引違いの掃出し窓であれば2枚必要になりますので、およそ5万円の費用がかかります。
透明な防音シートは厚さが2.00mm有り、1㎡当たり2.46kgの重量があるため、下記の遮音効果試験データに示される様に高い遮音性能が見込めます。
このメーカーでは、遮音効果試験データがきちんと公開されており、実際の窓に施工した試験でも、確かな防音効果が出ている信頼性の高い製品と言えます。
注意点
ガラスの種類によっては、貼りにくかったり、貼らない方が良い場合もあります
一般的な平なガラスで、針金が入っていないタイプの方が良いと思います
Amazonなどで簡単に購入できるみたいですね
画像をクリックするとAmazonで詳細をご覧いただけます
さいごに
本来二重窓にしてしまうのが一番良いのでしょうが、そう簡単に工事する事は出来ないという方にはおすすめかもしれません
音問題のほとんどは「窓」からです。窓からの音を防ぐ事で振動系以外の「音」は大分軽減される事と思います