【騒音に殺された】極寒の中、騒音から逃げつづけ亡くなった1人の女性を忘れないための記述
この話は、道路族被害者の方から聞いた話です。
とても衝撃的で、とても悲しい事件だと思い、風化させないためにも書き記しておこうと思った次第です。
道路族被害者の体験談は沢山このサイトでもご紹介しています
その中でも「ストレスで頭がおかしくなりそうだ」と言った話もよく伺います
さらに、近年では「騒音」に我慢できずに暴力を振るってしまい事件になるケースも増えてきています
今回の記述によって「騒音」の怖さについて皆様に考えて頂ければ幸いです。
道路族.com
突然の連絡
2018年7月頃、突然母から電話がかかって来た
叔母が亡くなったという連絡だった。
亡くなったの2月頃だったらしい。
叔母は北海道に1人で住んでいました。
叔母の死因は凍死でした、北海道の2月といえば極寒です。しかし、北海道に長く住んでいる叔母が凍死をするだろうか?
詳しく話を聞いて驚きました。
叔母は自宅にある物置の中に入り、寒さに凍えそのまま凍死してしまったのです。
とても不自然な亡くなり方でした。
警察の見解
警察の見解は「認知症による凍死」でした。
物置の扉は閉まっており、外傷や疾患はありませんでした。
状況だけをみれば、お年寄りが認知症で間違って極寒の中物置に入ってしまい凍死した。というのも考えられなくはありません。
しかし、親族の見解は異なりました。
叔母は亡くなる少し前に、祖母の17回忌に参加していました。
重度の認知症を患っていたとしたら、祖母の17回忌に参加していたでしょうか?
もし、参加していたとしても家族や親族が違和感を感じたのではないでしょうか。
それらの「前兆」を誰一人感じないまま、極寒の2月の北海道で叔母は凍死したのです。
後に判明してくる騒音被害の事実
叔母は、亡くなる約2年前ほどから近所の騒音に悩まされていました。
これだけを聞くと、よくある話かもしれません。
しかし、相談相手もおらず、解決策もない日々が2年続いたら「限界」を超える事は、騒音被害者であれば容易に想像がつきます。
お年寄りが1人で騒音相手に注意出来るでしょうか?
私たちですら、騒音主に対して注意するときは勇気がいります。まして、1人で思いつめているお年寄りなら注意出来ないとしても不思議ではありません。
家からは、沢山のイヤホンラジオが見つかったそうです。
騒音から逃れるためにイヤホンでラジオを聞いていたのだと思います。
私たちであれば、ヘッドフォンやイヤマフなどの知識もありますし、欲しければ買う事も出来ます。
テレビやPC、スマホなどを使って出来るだけ快適に騒音を緩和する方法も思いつくでしょう。
しかし、お年寄りの1人暮らしです。それらの情報は無かったのかもしれません。
イヤホンでラジオを聴く。これだけが騒音から少しでも離れる事の出来る方法だったのでしょう。
騒音被害者の方であれば経験があると思いますが、音から少しでも離れようと家の中で「騒音から一番遠い場所」を探したことがあると思います。
叔母も、2年間出来るだけ騒音の聞こえにくい場所でイヤホンを付けラジオを聞いていたのかもしれません。
しかし、我慢の限界が来たのでしょう。
2年間です、当然です。
「もっと、騒音から離れたい」「もっと遠くへ」
そんな思いで、外の物置の中へ逃げ込んだのだと思います。
2月の北海道。極寒の中、物置へ入る事は危険だとわかっていたと思います。
しかし、それよりも「騒音から逃げたい」という気持ちが勝ったのです。
叔母は物置の扉を閉めました。それは、音から逃れる為であり、寒さから逃れる為だったかもしれません。
2月の北海道、極寒の中。叔母は騒音に殺されたのです。
さいごに
今となっては、本当の事は誰にもわかりません。
しかし、状況を見聞きする限り「認知症で間違って物置に入り凍死した」という警察の見解に疑問を持ってしまいます。
皆さんも各々考え方や感じ方があると思います。
しかし、可能性として、騒音被害から逃れるために物置へ逃げ込んだという事も考えられるのです。
そして、騒音被害とはこのような事を引き起こしてしまう可能性のある問題だという事を知って頂きたいのです。
提供者様へ
情報提供有難うございました。
叔母様のご冥福をお祈り申し上げます。
道路族.com
共感と道路族に憎しみで読ませていただきました。うちもそうです。隣の道路族逃げた苦情を言っても変わりなし。挙げ句には逆ギレ でうち自身が休日はテントを持ち 人の迷惑かからない場所で一日過ごして来ます。何故道路族が無法に過ごせる世の中なのでしょうか。
タツヤさん
休日テントを持って出かけると言う事でしょうか? 辛いですね。
道路族の無法地帯など絶対にあってはならない事です!