【道路族体験談】「容認している親も非常識だと思います!」通報しても繰り返す道路族
道路族被害の体験談をお届けします
「容認している親も非常識だと思います!」通報しても繰り返す道路族
我が家は、土手に面している道路の突き当りにあります。
つまりこの道路は、我が家の前で行き止まりとなっているわけです。
そのため、車が通ることはほとんどありません。近所の人が、朝の通勤時や晩の帰宅時には車を出し入れしますが、日中にはたまに宅配車が来るくらいなのです。
それでいて幅が広めなので、この道路は近所の子供たちの格好の遊び場となっています。
キャッチボールやままごとは日常茶飯事ですし、道路には色とりどりのチョークで様々な落書きが施されています。
また、スケートボードやキックボードなどで遊ぶ子も多くいます。中には、段ボールに乗って土手の斜面から道路に滑り降りて遊ぶ子供もいるのです。
私はこの地域に引っ越してきた時から、この騒音にひどく悩まされています。
子供たちの声やキックボードのガラガラという音、そして時には子供たちの罵声や泣き声も響いてきました。
在宅ワークをしている私にとって、こういった騒音は非常に迷惑でした。そもそも道路で遊ぶこと自体が、非常識極まりない行為です。子供も非常識ですが、それを容認している親も非常識だと思います。
とはいえ引っ越してきたばかりの私には、子供たちに直接注意することはできませんでした。
今後の近所付き合いの支障となる可能性があるため、怖かったのです。
そこで私は、近所の小学校に電話で匿名で相談しました。
しかし相談に応じた教頭先生は、「特定の子供に注意するのではなく、道路で遊ばないようにと全体に呼びかける」としか言ってくれませんでした。
これでは解決しないだろうと思っていましたが、案の定迷惑行為はその後も続きました。
そこで私は、次に警察に相談しました。110番に電話をかけたのですが、事件ではないにもかかわらず、おまわりさんは快く応じてくれました。
迷惑行為が行われている場所を伝えると、30分もしないうちに駆け付けて、直接子供に注意してくれたのです。これには子供たちも驚き、すぐにその場から退散しました。
効果てきめんでしたし、しかもその注意の現場には、私は立ち会わずに済みました。
プライバシーの問題からか、おまわりさんは立ち会いは不要と言ってくれたのです。
ところが数日後から、子供たちは再び道路で遊ぶようになりました。
というのも、時々窓から聞こえてくるのですが、どうも親が「外の道路で遊びなさい」と子供に言っているようなのです。親にしてみれば、家の前という、目の届く範囲で遊ばせることは好都合なのだと思います。
その気持ちはわからなくもありませんが、周囲のことも配慮してもらいたいものです。
しかしいつかは子供たちも大きくなり、家の前では遊ばなくなる気がします。そのため、時々おまわりさんに注意してもらいながら、それまで待つことが最善の策かもしれません。